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不動産経営に税理士は欠かせない?その理由とメリットを解説

不動産経営を行うことで、市場価格の変動(キャピタルゲイン)や家賃収入(インカムゲイン)により所得を得ることが可能です。中でもインカムゲインである家賃収入は、管理等だけ行えば不労所得を得られます。不動産経営を行うにあたり、固定資産税や不動産取得税等の税金を支払うので、不動産経営における税金の知識を獲得する必要があるのです。

税金は専門的で複雑なことが多いので理解していくのが難しく、税金のスペシャリストである税理士に依頼することで、効率的な不動産経営を行うことができます。

税理士に依頼することで税金を安くしていくとともに、虚偽の申告を行わないように注意することが大切です。税務調査等による追徴課税等を防ぎ、適正な税金の申告をする必要があります。経験豊富な不動産に強い税理士を事前に調べておき、依頼することが重要です。

今回は、不動産経営において税理士に依頼する理由とメリットを解説していきます。

不動産経営で得られる”不労所得”とは

不動産経営で得られる”不労所得”とは

不動産経営における所得の種類としては、キャピタルゲインとインカムゲインです。キャピタルゲインは、不動産の市場価格の変化による差額で所得を得る方法です。これに対してインカムゲインは、継続的に得られる家賃収入にあたります。

インカムゲインとしての家賃収入を得る場合には、働かずに所得を得ることが出来るイメージが強いです。実際には、収入を得るために行わなければいけない管理等があるものの、労働を行うわけではないので、一般的に”不労所得”と言われるのです。

不動産経営を行い”不労所得”を得る場合には、様々な税金を申告・納税する必要があります。

不動産経営では主に”固定資産税”と”不動産取得税”がかかる

不動産経営では主に”固定資産税”と”不動産取得税”がかかる

不動産経営により様々な税金を支払う必要があり、”固定資産税”と”不動産取得税”は不動産経営と関連性の強い税金です。

不動産経営を行う場合には、不動産を取得して賃貸等する必要があります。固定資産税や不動産取得税を納税することになりますので、税金の概要について把握しておくことが大切です。

以下では、固定資産税と不動産取得税について解説していきます。

固定資産税

各市町村において毎年1月1日の『課税資産台帳』に所有者等として、登記または登録している土地や家屋等に対して課税される地方税です。

『課税資産台帳』に記載されている評価額(課税標準)に対して、1.4%を乗じた金額が課税されます。4月から6月頃に送られてくる通知書により、一括又は分割で納付しなければいけません。

不動産経営の場合には、不動産を所有することになり、固定資産税の納付を行わなければいけないので、覚えておくことが大切と言えます。

不動産取得税

不動産取得税は、土地や家屋を取得した際に課税される地方税です。アパート・マンション経営を行う場合には、通常不動産を取得するので、不動産取得税を納付することになります。

不動産取得税は、不動産の価格を課税標準として税率を乗じて税額を計算するのです。税率は原則4%ですが、不動産の種類等により税率が異なることもあるので、実際に確認してみることが大切と言えます。

不動産を取得した後、6~12カ月程度で通知書が届くので、通知書に従って不動産取得税を納税しなければいけません。。

不動産取得税には軽減税措置があり、県税事務所等への申請を自主的に行う必要があるので、忘れずに行うことが重要と言えます。

不動産経営においてなぜ税理士が必要なのか

不動産経営においてなぜ税理士が必要なのか

不動産経営を行う場合には、固定資産税や不動産取得税だけでなく、様々な税金を納める必要があるのです。

『不動産売買契約書』等の課税文書の作成する際に納める印紙税・不動産登記の際に納める登録免許税・市街化区域内の不動産を1月1日に所有している場合、課税される都市計画税があります。

個人事業主で不動産経営を行っている場合には、所得税・個人住民税・個人事業税、法人で不動産経営を行う場合には、法人税・法人住民税・法人事業税が課税されるのです。

その他にも、贈与する場合には贈与税・相続する場合には相続税を納める必要があり、専門的知識がないとすべての税金の支払いを把握することも難しいと言えます。

税理士に依頼するメリット

不動産所得は、青色申告や損益通算等をすることも出来るので、税金において損をしないように行っていく必要があるのです。税金の専門家である税理士に依頼することで、不動産経営をするにあたり、納税義務のある税金について総合的にアドバイスしてくれます。

税金を納付するにあたり、所得を課税対象として課税される税金は、的確に所得を減らす工夫が必要です。税理士への依頼で、経費として認識できるものを的確に計上して、節税を行っていくことが出来ます。

書類整理・会計処理・決算書作成等は会計業務や税務の知識が無いと、行うのは難しいです。時間と労力を最小限に効率的に行うためには、税理士への依頼はとても有効と言えます。

税理士へ会計業務や税務を任せておくことで、不動産経営に関する業務について集中して行うことが可能です。

税理士に依頼するデメリット

税理士への依頼により、費用がかかります。顧問料・決算等それぞれ料金がかかってくるので、経営を始めた際は負担が大きく感じることも多いです。法人として行っている場合には、個人の確定申告を依頼することも考えられます。その場合にも費用がかかるので、注意が必要です。

税理士は必ず資格を保有しているので、一定水準の税金に対する知識は兼ね備えていますが、不動産経営を専門にしていない場合には、思っているサービスが受けられないかもしれません。

事前に費用のチェックをしておき、不動産経営を専門としている税理士へ依頼をすることで、より専門的なサービスを受けることが出来ます。

まとめ

今回は、不動産経営において税理士に依頼する理由とメリットを解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

不動産経営における収入は、キャピタルゲインである市場の価格差による収入と、インカムゲインである家賃収入があります。インカムゲインである家賃収入は、管理等はあるものの、”不労所得”と言えるのです。

不動産所得を得ている場合には、固定資産税や不動産取得税等を納税する必要があります。固定資産税は、各市町村において毎年1月1日の『課税資産台帳』に所有者等として登記または登録している土地や家屋等に対して課税される税金です。不動産取得税は、土地や家屋を取得した際に課税されます。

他にも、印紙税・登録免許税・都市計画税等、納税する必要のある税金が沢山あり、事業をしながら会計業務や税務を調べて行うことは容易ではなく、税理士への依頼することが賢明です。

税理士に依頼を行えば、納税義務のある税金を把握して的確にアドバイスしてくれます。納税を行うには書類整理・会計処理・決算書作成等の業務が伴うので、会計業務や税務の専門的知識が必要です。所得を課税対象としている場合には、所得を減らすために経費の計上等、節税も行ってくれて、時間と労力を最小限に効率的な不動産経営を行うことが出来ます。

ですが税理士に依頼する場合には、費用がかかるので計画的に依頼をすることが大切です。不動産経営を専門としている税理士に依頼することで、考えていることを的確に反映した専門的なサービスを受けることができるでしょう。

費用や不動産経営を専門としている税理士であるかどうか、事前に確認を行っておくことが大切と言えます。

今回ご紹介した内容が、不動産経営において税理士に依頼する理由とメリットの理解の一助となれば幸いです。

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