今月の言葉

今月の言葉(3月)第188回 「やさしさにやさしく」生きる

世界でコロナウィルスが流行してから1年が経ちました。まさか1年を超えてまで「緊急事態宣言」が続くことなど誰が想像したでしょうか。自粛生活が長引き、ストレスをためての生活が続いています。仕事柄、訪問する機会が多いのですが、「感染しない」「感染させない」観点と気持から、極力訪問を控えるようにしています。なかなか思うように行動できず、考え込むこともありますが、心まで萎縮しては有益な社会生活はできませんので、メールや電話でコミュニケーションを頻繁にとるよう心掛けています。

 「やさしさにやさしく」と言う言葉が、テレビから聞こえてきました。
家族が家事をやってくれたこと、その「やさしさ」に対して「やさしさ」で応えるということでした。時には、二度手間になることもありますが、まずは感謝の気持ちを伝えればお互いが「やさしい」気持ちになり、次につながるのだそうです。
私自身、 家族の「やさしさ」に対して感謝の気持ちを伝えているかどうか、文句を言っていないかと思うと、ハッと!する気持ちでした。家族内では遠慮というものがないので、ついついあれやこれやと言ってしまいがちです。ビジネスでも同様です。顧問先や職場の同僚に「やさしさ」を感じてもらえているのか否か、立ち止まって考えてみなければなりません。

 コロナ禍で給付金の申請のサポートをした顧問先から、感謝の言葉を頂き、自分のことのように嬉しくなりました。微力ながら顧問先に寄り添えた思いの中に「やさしさ」を感じました。これは仕事をする上で大きな活力となります。
「やさしさ」を持ち続けるのは、簡単なようで難しいことです。まず自分自身の日々の行動に気づき、心に余裕を持ちながら、相手を気遣い物事を否定せず前向きに捉えていく姿勢・・・私の担当する顧問先にも、そういう方がいらっしゃいます。私はその方を尊敬しています。

 アメリカの代表的作家レイモンド・チャンドラー氏は、「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない。」と言われました。誠に至言(しげん)だと思います。これからは、私が「やさしさ」を感じて頂けるように努力し、仲間の「やさしさ」を感じるよう業務に活かしていきたいと思います。昨日より今日、今日から明日へと一歩ずつ行動していきます。
 そして、コロナに「感染しない」「させない」よう「やさしさにやさしく」生きたい。
一日も早い終息を心から祈るばかりです。

(文責:掛巣由子)

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