今月の言葉

今月の言葉(2022年8月)第205回 ご縁に感謝する

お釈迦様(仏陀)が伝えたとされる「対面同席五百生たいめんどうせきごひゃくしょう」という言葉があります。

この言葉の意味は対面した人や同席した人は見知らぬ人でも過去世で500回は関わりを持っているというものです。すなわち、人との出会いは、五百回この世に生まれ変わってやっと実現出来たかけがえのない瞬間であるからこそ大切にするべきという教えです。私がこの言葉を初めて知った時は、これまで生きてきた中での人との出会いによって、様々な出来事が起こり、色々と感情が揺さぶられてきた事も単なる偶然ではなかったのかと感慨深い思いでした。

私が今、勤務している税理士法人は、お客様に顧問契約をして頂いているからこそ成り立っている職種であり、携わっているお客様とご縁があったことによって毎日仕事に勤しむことが出来ます。私共の職種はサ-ビス業である為、お客様と直接お会いしてご相談をお受けしたり、又、毎年の決算に向けての打合せをさせて頂いたりなどをしていますが、コロナ禍になった昨今、テレワークといった勤務体系が広まり、又、IT化が進んでいく中でお客様との直接の距離が疎遠になる可能性があることを常に危惧しております。

パナソニックの創始者 松下幸之助氏は「人との縁、つながりは大切なもの。縁あることを喜び、誠意と熱意でお互いのつながりをより深めたい」という名言を残しています。信頼関係は一日にして成り立ちませんが、信頼の喪失はたった一日でもあり得るのです。だからこそ真剣に誠意と熱意をもって接していかなければならないと説かれている事を今一度、サービス業を生業としている私共は再認識する必要があると思います。

創新グループの経営理行(経営念・動)に「顧客に感謝、思いを込め熱誠関与」という行動基準があります。これは私達が毎朝、朝礼で唱和をしている経営理行の中の一つです。縁には、人生において悪縁や切りたいような憤りの感じる縁もありますが、良きご縁を頂いたお客様に心より感謝して、一日一日を大切に、そして良い仕事をして参りたいと思います。

(文責:福岡直也)

 

 

 

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