今月の言葉

今月の言葉(2022年2月)第199回  LISTEN

「話をちゃんと聞いて!」こんな言葉を誰かに言われたことはありませんか。
子どもの頃は両親、学校の先生、友達に、そして今は家族にまで言われます。ついつい途中で話を遮ってしまいます。忙しかったり、関心がない内容だったりすると聞いているつもりでも、上の空になってしまいます。
コロナ禍において、コミュニケーションが出来づらくなってきました。誰かと話をしたい、誰かに話を聞いてほしいという心の底の声が聞こえてきます。

‘耳を傾けることは話すことよりもずっと大切です’
『LISTEN』の著書の中でケイト・マーフィ氏はこのように言っています。

また、
‘「聴くということ」の多くは、あなたがどう反応するかにかかっています。その度合いによって、相手の考え方をはっきりと表現として引き出すことができるし、そのプロセスの中で、あなた自身の考えも明確になります。ていねいに適切に聴けば、まわりにいる人や世界に対するあなたの理解は、がらりと変わります。’
と述べ、聴くことの大切さを説明しています。

話を聴いてもらえないと人は孤独になります。誰かと一緒にいても孤独を感じる人は意外に多いのです。誰かに話を聴いてもらえただけですっきりした経験があると思います。
聴くことで相手との人間関係が良くなることは多々あります。また、相手の意外な一面を知ることもできますし、自分の知らない情報も入手できます。
話し上手な人、うまく話したいと思っている人はたくさんいますし、そのためのセミナーや講義もあります。しかし、うまく聴くためのセミナーについては聞いたことがありません。

うまく聴くにはどうしたらいいのでしょう?!

話すのと同じように、聴くことも最初はうまくいかないのかもしれません。相手を尊重し、うまく聴く努力し、失敗してもまた努力をする。この繰り返しでうまくなっていく。そして、周りのことに、人に、社会に興味や関心を持てば、いかなる人の話でも心に入ってくるのではないでしょうか。すると、自分自身を深く知り、周りのことにもっと興味がわき、知りたくなって、ますます聴きたくなっていくと思います。実際にはそんな簡単にうまくはいかないかもしれませんが、まずは身近なことに関心を持って人の話をよく聴いていきたいと思います。

(文責:三原真紀子)

 

 

 

 

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