今月の言葉

今月の言葉(2021年11月)第196回 固定観念を取っ払う

昨年11月に当税理士法人に入社し、早一年が経ちました。
前職も同業種ではありましたが、初めての転職であり、変化に不安を感じておりました。

人間は過去の経験に生きています。
経験は貴重な人生の財産であり、大事にすべきものだと思います。
成功も失敗もあり、それが蓄積されて固定観念となり、自分を創っていく基になります。
しかしながらいざ変化に遭遇すると、失敗の経験が思い起こされ、不安となり前進を拒むことになりかねません。
固定観念が邪魔するのです。
かくいう私もその一人でガチガチに凝り固まった固定観念を持ってしまっています。

東京オリンピック2020が1年延期の上で今年7月に開催されました。
コロナ禍による不安と東京での開催に対する期待が入り混じった大会でありました。
私もテレビ観戦していましたが、特に注目していたのはバスケットボールです。
日本バスケは、これまで男女ともにメダルには程遠い状況でした。
私自身、はなから「今回もメダルは無理だろうな」と思っていました。
ただ終わってみれば皆様ご存知の通り、女子が銀メダルを獲得。
ここで私はガチガチに凝り固まった固定観念があったことを痛感しました。

選手たちもメダルが取れていない現実と、出るからにはメダルを取るという決意の中で大変な苦労があったと思います。
それでも固定観念に囚われず、指導者の言葉や自分たちの可能性を信じ、新たなチャレンジにも臆することなく進んだ結果がこのような素晴らしいサプライズになったのではないのでしょうか。

これは企業にも通ずることと思います。
今まで直接会って取引交渉するのに2~3時間かかっていたものがweb会議により30分~1時間で済ますことができるようになりました。
このように、コロナ禍を機にこれまで無理だと思っていたことが日々進歩し、当たり前になっている時代です。

テレワークやweb会議で直接会うことが少なくなった今こそ、これまでの固定観念を取っ払い、創造力を高め、従業員一丸となって新たな目標にチャレンジをしていくことが今後を生き抜く術の一つになるのではないでしょうか。

(文責:両角 匠悟)

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