今月の言葉

今月の言葉(10月) 第147回 人生・一生の修業

えがお、えがお、えがお… 終始、笑顔があふれていた。

先日、姪の結婚式に参列した。新郎新婦をはじめ、その両親・家族・友人・会場関係者… どの顔、どの目、どの姿をみても、全身が笑顔で包まれていた。参列者はフランス・ドイツ・中国・マレーシア・オーストラリア…国際色豊かであった。言葉ではなかなか通じなかったが、笑顔・ほほえみを通して、相手が何を伝えようとしているかが、よくわかる。不思議なものだ!!笑顔・ほほえみだけで。

私が笑って応えると、相手も笑顔で応える。笑顔・ほほえみは偉大な力である。相手がほほえみで接してくると、私もほほえんで接している。まるで鏡のようだ。
ニコニコと笑みでいると、相手も同じように女神のようにほほえんでいる。もし眉間にシワを寄せて接すると、相手も同じように接してくるだろう。暗い顔がまわりを暗くする。自分の顔は自分が見る為でなく、みんなに見ていただく為にあるようだ。
いつでも、どこでも、何があっても、どんな人と出会っても、目にほほえみをたたえて、あたたかい目で挨拶ができ接することができる、そんな人の目は清く、澄みきった、さぞ心の美しい人間的魅力のある人だろうと容易に想像できる。 笑顔の人がそこにいるだけで、その場の空気が明るくなり、皆の心が安らぐ、そんな自分になりたいものである。

人生は山あり谷あり、あざなえる縄の如しである。よろこび・幸せ…があると思うと、悲しみ・苦しみ・怒り…がやってくる。そして又、楽しみ・うれしさ…の繰り返しだ。 今73年間の自分の人生を振り返り、一番大事なことは、どんなことがあろうと、どんな状況であろうと笑顔で、ほほえみを忘れず、いい笑顔でいられることである。いい顔は人の心をうち、なごませ、人に希望と安らぎを与える。本当のいい顔は、お化粧ではつくれないし、いい顔だちでもない。又、つくり笑い・愛想笑いでもない。純粋、無垢な赤ちゃんの笑顔である。

明るい顔づくり、いい顔づくり、美しいほほえみづくりは一生の心の修業である。
不安・恐れに囚われず、怒り・憤慨に囚われず、自分の正当性・私利私欲にも囚われず、ただ純粋な心、無垢な心で、“今日一日 今を 笑顔で 一生懸命生き抜く”ことが私の一生一度の大事な人生の修業である。(生涯現役、生涯修業)

あるがまま すべてを受け入れ ただ笑顔
何があろうと 赤ちゃん笑顔

(文責:高良 高)   

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